昭和35年に設立した天龍造園建設は、創業当時から「造園」と「土木」を融和させながら事業を展開。東京オリンピックや後楽園球場等、日本の昭和史に残る一大プロジェクトにも関わらせていただきました。また、本社が位置する浜松においても、はままつフラワーパークや東名高速道路等の大規模な施設の建設工事に参画、そして近年においては浜名湖花博やモザイカルチャー世界花博などの大規模イベント、そして完成した浜松市沿岸域防潮堤整備事業においては保安林の植栽等、浜松の町の歴史にも深く関わってまいりました。また、平成18年から伊東市宇佐美で別荘地みのりの村の管理・運営事業を展開しています。
社名の「造園」「建設」は、土木を含めた総合的な造園工事を行っていく姿勢を表したもの。
「造園のある土木」「土木のある造園」を特徴とする経営理念のもと、造園と土木の両軸を備えている企業として、地域社会に貢献できる優秀な人材と最新の技術、安全で迅速な施工管理で時代のニーズに応えながら、都市空間の守り手として尽力してまいります。
天龍造園建設の土木工事は、造園の要素が関わってきます。
公園の植栽や遊具の設置、野球場やテニスコート等の人工芝の張り替え、大型公共施設の緑化工事等、都市空間に憩いを創造するのが私たちの主な仕事です。
単に植栽を行うだけではなく、例えば、公園施工では、園路の舗装、駐車場、遊具の設置、トイレ、照明設備等と、土木に関するあらゆる要素が盛り込まれるため、道路屋さん、植木屋さん、電気屋さん、看板屋さん、水道屋さん等、10社程の協力会社の方々と信頼関係を築きながら現場を円滑に進めています。
新東名高速道路の中央分離帯やインターチェンジの法面、側道等に樹木や苗を植える一大プロジェクトにも天龍造園建設が関わってきました。また、遠州灘浜松沿岸防潮堤の植栽工事も天龍造園建設の仕事です。
苗木等の材料の運び込みのルートを検討したり、図面を見ながらこの植物を植えるようにと職人さんたちに指示を出したり、このエリアを植えたらあちらのエリアに移動仕様など、作業できる場所を決めて段取りを組んだりするのも、私たち天龍造園建設の現場監督の仕事です。
モザイカルチャーとは金属のフレームに花や緑を植え込んだ立体的な園芸アートです。天龍造園建設では、モザイカルチャーの施工にも取り組んでいます。
デザイン画の作成から躯体の構造の設計、制作、基礎工事、そして植物の植え付けまで、一環して自社で対応しています。はままつフラワーパーク開園50周年記念の大型モザイカルチャー作品「森の仲間たち」、モザイカルチャー世界博2009 浜松市出展作品、はままつフラワーパークのマスコットキャラクター「ふらまる」、高尾登山電鉄清滝駅の天狗、浜松駅前の「家康くん」など、多くの実績を誇っています。
天龍造園建設は静岡県で、造園会社として初の「静岡県遠州灘海浜公園」の指定管理者に選ばれました。
大型遊具を一新したり、利用者の方々に楽しんでいただくためにイベントを開催するなど、ハード面とソフト面の両面から、より一層充実した公園管理を行なっています。また、静岡県営浜名湖ガーデンパークの指定管理者や夢の島区民農園の指定管理者としても活動する等、指定管理者制度にも積極的に参入しています。
温暖で風光明媚な伊豆、伊東氏宇佐美に位置する約200万㎥にもおよぶ広大な別荘地「みのりの村」を管理運営しています。
別荘地は1200区画。定住している人々も多く、管理事務所を設置し、ゆき届いた管理・サービスを行なっています。また、リゾートライフを充実させる全天候型テニスコート・屋外プール・ゴルフ練習場や露天風呂・内湯・サウナ等が楽しめる温泉施設、レストラン、カフェ、貸し農園、ドッグランなどを敷地内に設け、運営しています。
天龍造園建設の浜松本社に隣接しているニューウインブルドンテニスクラブは、天龍造園建設のグループ会社が運営しています。
全天候オムニコート型コートを有するテニスクラブで、屋内コートト4面、屋外コート3面を備え、照明施設も整備してあります。優秀なコーチの元、テニススクールも行われており、スクール生は全国大会でも素晴らしい成績を収めております。